コーヒータイム

日々読んだ本の感想。時々日常。

「サバイバル女道」(辛酸なめ子著)を読んだ

「女としての人生のサバイバル術」をテーマにしているが、男女問わず23人の方々への取材記事をまとめた一冊。登場するのはミス・ユニバース、日本舞踊家、薬物依存リハビリ指導員、ハッカー、さらにはユダヤの秘術であるカバラーの講師まで多種多様。それぞれの職業や生き方について語っている。

普段接する機会があまりない人々が取りあげられているため、なるほど世の中にはこういうことをしている人もあるのか、という発見の繰り返しだった。ダウジングを研究する人を「ダウザー」と呼ぶことも、日本ダウザー協会なる組織があるほど多くのダウザーがいるとも知らなかった。

一方、取材する側の著者の視点もかなり独特で、時々つい手が止まってしまう。危険が迫っている兆候を見分ける方法をダウザーから教わった著者の感想は「これからはインターネットよりもダウジング。国民が総ダウザー化してダウジングで調べものすれば、かなり節電できそうです」。この著者を取材すればかなり奇想天外な記事にまとまりそうだ。