コーヒータイム

日々読んだ本の感想。時々日常。

『外資系の交渉術 -思いどおりの結果を得る6つのメソッド』(岩城徹也著)を読んだ

 

外資系の交渉術―――思いとおりの結果を得る6つのメソッド

外資系の交渉術―――思いとおりの結果を得る6つのメソッド

 

 

交渉力は外資系企業に勤める人間にとって、もっとも欠かすことができないスキルだと著者は断言している。

外資系企業では経営者と社員すべての間に、あるいは彼らが従事する日々の仕事すべてに「契約」という考えが根付いている。求められるレベルを達することは、目標ではなく会社との「契約」であり、できなかった社員には容赦ない評価が下る。そして求められるレベルに達するには、交渉力が最大の武器だと著者は言う。

このように考えるのは、著者が営業職であることと無関係ではないだろう。私としてはさまざまな職種、例えばアナリストやトレーダーも同意見なのか知りたいところだが、それは残念ながらこの本にはない。

「交渉」といえば駆け引きを連想するが、著者はそうではないという。相手の心理を理解しながら行うコミュニケーションだ。一番重要なのは相手が「自分のメリットになることを自分で選んだ」と感じるようもっていくこと。押しつけられるものを人は好まず、自分で選んだことを好むからだ。