コーヒータイム

日々読んだ本の感想。時々日常。

「凡庸から一流のマラソンランナーへ -より良い成果のためのコンプリートガイド」(マリアナ・コレア著)を読んだ

ランニングについての本、2冊目。元プロテニスプレイヤーでスポーツ栄養士である著者が書くのは、マラソンだけではなく、アスリートすべてについての考え方だ。

この本で一番参考になったのは、自信について。「自信とは感情ではない。自信とは信念であり、信念であるがゆえに思考なのです。そして思考はコントロールできます」という考え方は目からウロコだった。これまで私は、自信とは経験を積むことでしだいに湧き上がってくる感情で、コントロールできないと考えていたが、著者はうまく自信をコントロールし、パフォーマンスをあげるために利用できるという。

具体的には「自信の根拠を見つけること」。例えば毎日欠かさずトレーニングしたことなど。自分がなぜ自信を持っているかを把握することで、困難な状況でも集中しやすくなる。

プロのアスリートは競うことを職業として捉えていない、と著者は言う(著者自身もそうなのだろう)。スポーツを心から楽しみ、大好きなスポーツで生計を立てられる恵まれた状況に感謝し、勝敗よりも勝つために競うことそのものを好きになる。そうした人々が一流アスリートになるのだ。