ウイスキーを飲む機会が増えてきている。たいていは水割り。最初は鼻に抜ける香りが苦手だったが、水割りにするとそれが抑えられ、芳醇な味わいを楽しめるようになった。これまではジョニーウォーカーやオールドパーなど定番銘柄を飲むことが多かったが、機会があれば他も試したいと思い、この本を選んだ。気になる銘柄をいくつかメモしておく。
【竹鶴】
ジャパニーズウイスキーの父とされる竹鶴政孝の名前を冠したウイスキー。北海道・余市蒸留所生まれの余市モルトと、仙台・宮城峡蒸留所生まれの宮城峡モルトをヴァッティングさせている、人気の高い一品。
【スプリングバンク】
スコットランド/キャンベルタウン
シングルモルトの香水と称される甘くかぐわしい香りと、キャンベルタウンモルト独特の潮と海の雰囲気まとう一品。華やかな香りは女性をエスコートする時に最適とか。
【ストラスアイラ】
スコットランド/スペイサイド
シーバスリーガルのキー・モルト。昔から変わらず使っている湧水には、ケルトの妖精が棲みつき、やわらかな風味をもたらしているとも言い伝えられている。熟したリンゴや洋梨のようなアロマと、チョコレートケーキのフレーバーが楽しめる一品。