コーヒータイム

日々読んだ本の感想。時々日常。

『おいしいおしゃべり』(阿川佐和子著)を読んだ

タイトルから料理関係が多いかと思ったが、そんなことはなく、料理、幼き日の思い出、思い入れがある品物、好きな場所などについてとりとめもなく綴ったエッセイを収めたエッセイ集。『おいしいおしゃべり』というタイトルのエッセイもある。内容はアメリカのホームパーティに集まってきた知人友人達が、料理とともに「パーティの一番のごちそう」であるおしゃべりを楽しむものだ。この本に収録されているエッセイは、パーティのちょっとした会話の糸口として使える「おいしいおしゃべり」だ。

美味しいエッセイももちろんカバーされている。著者が小さいころに食べたキュウリ胡椒掛け、アメリカでお米が恋しくなったときの鮭茶漬け、勉強の合間に食べたバームクーヘンなど。ささやかだけどおいしい料理ばかりだ。