コーヒータイム

日々読んだ本を紹介しています。面白そうだと感じる本があれば、ぜひあなたも読んでみてください!

[昔読んだ本たち]読書記録さまざま(一)

昔の記録類を片付けていたら、読んだ本たちをメモしたルーズリーフが出てきた。懐かしさのあまり見返してみた。

 

J. ディミトリアス『この人はなぜ自分の話ばかりするのかーこっそり他人の正体を読む法則』

この人はなぜ自分の話ばかりするのか―こっそり他人の正体を読む法則

この人はなぜ自分の話ばかりするのか―こっそり他人の正体を読む法則

 

友人知人のことを理解するための参考になる本。

極端な特徴、パターンに着目することで人を読む術についての本。

 

V.E.フランクル『夜と霧』

夜と霧 新版

夜と霧 新版

 

名著中の名著。

強制収容所の中でさえ、自分がどのような存在になるか決断出来る。与えられた過酷すぎる環境の中でさえ在り方を決定されることはなく、自分自身はどうふるまうのか覚悟して選ぶことができる。美しいものを愛し、楽しむことができる。過去の経験は誰も奪うことができず、苦しむことには、それ自体に意味があり、恐るべきは苦しみに値しない人間になることだ。


内藤誼人『人は暗示で9割動く!』

人は暗示で9割動く! (だいわ文庫)

人は暗示で9割動く! (だいわ文庫)

 

ちょっとした言葉遣いで、思う方向に仕向けることは日常的に誰もがやっている。

この本は相手の緊張をほぐし、安心させた上で意識・無意識双方にそのひとに受け入れられやすいように、上手にメッセージを伝えるのがコツと説いている。色々実験心理学に基づく考え方をまとめている本。

 

J.S.ニーレンバーグ『「話し方」の心理学』

「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック (Best of business)

「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック (Best of business)

 

会話力をあげたいと思っていた時期に読んだ本。

聞き手と話し手の心理をふまえた会話テクニックについての良書。聞き手と話し手の内面にある感情がつねに出てこようとして会話内容に大きな影響を及ぼすので、それをふまえた上で会話しなければならない。質問・反発が来たらそれは相手があなたの考えを受け入れることを検討しているサインだ。

 

架神恭介/辰巳一世『完全教祖マニュアル』

完全教祖マニュアル (ちくま新書)

完全教祖マニュアル (ちくま新書)

 

タイトルはアレだが内容はいたって真面目な本。

教祖とは人をハッピーにする人のこと。さあ教義を作り出そう、作り出したら簡略化して大衆にむけて唱え、現世利益をうたい、不安や困ったことをあおり(なければ作る)、救済を与えようーー書いてあることに笑わずにいられないのは、本当に面白いのと、うまく人心を操れそうな気がしてきてこわいから。人間の弱さを分析しつくして突けばここまで心酔してくれるのだと、猛暑にひんやりさせてくれる本。

 

石原加受子『「しつこい怒り」が消えてなくなる本』

「しつこい怒り」が消えてなくなる本

「しつこい怒り」が消えてなくなる本

 

仕事で苛立っていたときに手に取った本。他者中心で自分の感情をごまかしてもそれは決して消えずにすこしずつたまり、いつかはたまりすぎた感情でいっぱいになって話す余裕すら失われてしまう。そうなったのは子供のころから気持ち、感情、意志を大事にすることを否定され奪われるような言動を身近な人にされてきたから。

「どんな自分でも認める」

「どんな気持ちでも受け入れて味わう」

「誰よりも自分の意志を尊重する」

「自分のために自分を自由に表現する」

これから自分のために出来ることをして、感情を解消するようにふるまえば、やがて自分を認め優先でき、過去の怒りはとけてゆくだろう。

 

スペンサー・ジョンソンチーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?

 

ベストセラーになった本。私のチーズはどこへ行ってしまったのだろう?

 

山田昌弘/白河桃子『「婚活」時代』

「婚活」時代 (ディスカヴァー携書)

「婚活」時代 (ディスカヴァー携書)

 

生涯未婚率が上がりつつあるこの時代を読み解くための本。1980年頃まで出会いは少なく(職場と学校が圧倒的)、つきあい慣れず自分の好みもよくわかっていないため、出会った人を好きになり、結婚後のライフスタイルや経験水準が予測可能だったちめ、結婚しやすい社会的システムが整っていた。ところが今や出会い機会そのものに格差があり、つきあい慣れているため好みもうるさく、結婚後のライフスタイルの多様化によりすりあわせ努力や交渉が必要になり、経済的不安が大きいため見通しがたちにくい。これで従来のように待っていればいい人が来るなどはありえない。自分の欲しいものを把握し、どこに行けばそれがあるのか調べ、自ら狩りにいく行動力が求められる。

 

田嶋陽子『愛という名の支配』

愛という名の支配

愛という名の支配

 

タイトル通りなかなか強烈な本。女性は構造的に差別され、夫や子供のためにのみ生きることを許されていると説く本。母親自身が自分の世界を楽しめない状況に置かれていて、しかも、自立体験もないのだから、子供の自立も自律性も信じられず、やたら干渉せずにはいられない、という主張だ。

 

V.E.フランクル『それでも人生にイエスと言う』

それでも人生にイエスと言う

それでも人生にイエスと言う

 

名著中の名著、第二弾。

人間はあらゆることにかかわらずーー困窮と死にもかかわらず、身体的心理的な病気の苦悩にもかかわらず、また強制収容所の運命の下にあったとしても、行動により、愛により、そうでなければ避け得ぬ運命を受け入れて苦悩することにより、自分のありかたを決め、人生に意味をもたせ、人生にイエスと言うことができる。人生は一瞬一瞬ごとに問いかけ、私達は選択することでそれに応える。その時他のあらゆる選ばれなかったものはすべて存在しないという宣告を下され、永遠に存在しなくなるが、私達が決断したことは、私達とまわりの事物の将来に対して、たとえわずかであっても、かかわるものなのだ。