コーヒータイム -Learning Optimism-

本を読むということは、これまで自分のなかになかったものを取りこみ、育ててゆくこと。多読乱読、英語書や中国語書もときどき。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

道を切り開くために『The 20 Key Technologies of Industry 4.0 and Smart Factories』

2018年ワールドカップロシア大会で、ドイツのグループリーグ敗退が決まってからとたんに見る気が消え失せた。ブラジルが2014年大会の雪辱をかけてドイツとゲームプレイするのを期待していただけに残念。 そのドイツを震源地とするIndustrie4.0について。前回…

よりよい意思決定のために『Industry 4.0 for Process Safety』

人工知能やITの本を探していると、しばしばIndustie 4.0という単語にぶつかる。 「インダストリー4.0(Industrie 4.0)」と呼ばれるこの試みはドイツで進められている。第4の産業革命とも呼ばれる、工業のデジタル化によって製造業の様相を根本的に変え、製…

黒人であること、それが意味すること『Project Management: the Black Experience』

書き手はどんな人間で、どんな人生を送ってきて、なにを表現したくて書いたのか? この本については簡単に答えられる。著者はバージニア州出身のアフリカ系アメリカ人で、コールセンターからITプロジェクトマネジャーに転身した経歴の持ち主で、黒人マネジャ…

もの書きの気分の浮き沈み『ひとつずつ、ひとつずつ』

本を読むとき、私は考えてみることにしている。書き手はどんな人間で、どんな人生を送ってきて、なにを表現したくて書いたのか。書き手がどんな人間なのか読み取れるとまでは言わないが、少なくとも、書きたくてたまらないという熱意にはすぐに気づく。 読む…

[お知らせ]更新再開します

まだ二度読みできていない本もありますが、新しい本を読みたいという欲望にそろそろ勝てなくなってきたので、3日に1度の更新ペースに戻します。 公私ともに忙しい時期なのでなかなか思うように読書時間が取れないかもしれませんが、なるべくすきま時間を見…