コーヒータイム -Learning Optimism-

本を読むということは、これまで自分のなかになかったものを取りこみ、育ててゆくこと。多読乱読、英語書や中国語書もときどき。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

置かれた場所で咲くこととは逆に『どこでも誰とでも働ける』

この本の一番凄いところは「自分にもできるかもしれない」と思わせてくれるところだと思う。 著者の尾原和啓さんは新卒でマッキンゼーに入社、その後NTTでiモード立ち上げに従事、Googleに転職、と、どこを切り取っても凄い経歴なのに、書いていることは、ハ…

小難しいけれどためになる『バブル 日本迷走の原点』

この本は日本経済新聞を読み慣れていなければ難しい。 著者は40年間、経済記者として市場経済を見続けてきた人物。それゆえか著書も新聞記事風だ。書き方は簡潔明瞭、事実および事実に基づく推測に終始するけれども、たとえ話などの「同じことを別の言い方で…