コーヒータイム -Learning Optimism-

本を読むということは、これまで自分のなかになかったものを取りこみ、育ててゆくこと。多読乱読、英語書や中国語書もときどき。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

快挙のうしろには地味な作業と確固たる信念がある『文春砲 スクープはいかにして生まれるのか?』

ベッキー不倫騒動をはじめとするスクープをかっとばし、「文春砲」と恐れられた週刊文春の編集長と特集班デスク担当、特派記者らによるノンフィクション。スクープが週刊文春に載るまでの苦労や、週刊文春としてふさわしい記事はなにかという信念、どのよう…

逃げるのは役立つ『逃げ出す勇気 自分で自分を傷つける前に』

新垣結衣主演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で、逃げることのネガティブイメージがちょっと薄くなってきた気がするけれど、いまだに「嫌なことでも3年間は我慢しろ」「逃げ出すのは弱いやつだ」などといった言い方も根強い。本書はそこをとりあげて「逃…

【おすすめ】小説ではなく人生そのもの『白銀の墟 玄の月』

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