コーヒータイム -Learning Optimism-

本を読むということは、これまで自分のなかになかったものを取りこみ、育ててゆくこと。多読乱読、英語書や中国語書もときどき。

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ最低賃金が安いままなのか理解するために『マンキュー入門経済学』

マンキュー入門経済学 (第2版) 作者: N.グレゴリーマンキュー,N.Gregory Mankiw,足立英之,石川城太,小川英治,地主敏樹,中馬宏之 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2014/02/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る めちゃくちゃわか…

はい上がれないということ『東京貧困女子』

東京貧困女子。: 彼女たちはなぜ躓いたのか 作者: 中村淳彦 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2019/04/05 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 貧困というキーワードにはむかしからそれなりに関心があった。けれどその時関心があったのは発…

現代の錬金術師『Journey to Data Scientist』

データサイエンティスト。 聞いたことがあるけれど、なにをしているのかよくわからない職業。データのスペシャリストであることはなんとなくわかる。 わたしが今仕事上ぶつかっている問題に役立つかもしれないと思い、本書を読んでみた。 本書は最先端企業で…

異国にて故郷を想う『二つの祖国を持つ女性たち』

ロサンゼルス在住の著者が、出身国や職業がバラバラな移民一世の女性たちに33の全く同じインタビューをして、その結果をまとめたもの。いわゆる移民あるある苦労話の寄せ集めではなく、客観的であることに努め、女性たちの話に感情的に入りこみすぎないよう…

【おすすめ】専門技術よ、大衆のためにあれ『プロフェッショナルの未来』

プロフェッショナルの未来 AI、IoT時代に専門家が生き残る方法 作者: リチャード・サスカインド,ダニエル・サスカインド,小林啓倫 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2017/09/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 【読む前と読んだあとで変…