コーヒータイム -Learning Optimism-

本を読むということは、これまで自分のなかになかったものを取りこみ、育ててゆくこと。多読乱読、英語書や中国語書もときどき。

旅行記

[テーマ読書]旅行記エジプト〜トルコ〜中東

新型コロナやらなんやらのせいで1年半以上旅行に行っていないけれど、もともと旅行大好きです。世界中の国・地域を全部訪れるのが夢です。 いままで行ったことがあるところ。 中国、台湾、香港、マカオ、アメリカ、カナダ、ベトナム、カンボジア、タイ、シ…

テーマのある旅に出よう〜成瀬勇輝『自分の仕事をつくる旅』

たまには旅行記を。 この本はただの旅行記ではなく、「自分」という個人商店で売ることができるものを仕入れるという明確な目的を持った「テーマのある旅」の記録。売るものは形ある商品ではなく、誰かが「お金や時間を支払ってでも知りたい、読みたい」と思…

Homesick (大沢昌治著)

週末は読書とジョギングだけしてすごすことに決めた。 この本は写真集だ。離婚後、世界一周の旅に出た著者が、さまざまな写真のあいまに旅先でのできごとを詩のようにゆったりとつづる。 写真の一枚一枚に解説があるわけではない。観光パンフレットに必ず載…

アジアに落ちる (杉山明著)

ネパールのカトマンズ空港でこの本を読んだのは間違いだったかもしれない。このまま空港から出て、タメル地区の旅行会社にとびこみ、チベット行きを申しこみたくなるから困る。あるいはヒマラヤ山脈に聳え立つアンナプルナをのぞむポカラ、ブッダの生誕地ル…

人生に疲れたらスペイン巡礼 飲み、食べ、歩く800キロの旅(小野美由紀著)

カミーノ・デ・サンティアゴという道がある。スペイン北西部に向かって伸びるキリスト教の巡礼の道だ。800キロに及ぶ道を、険しい山や谷、荒野、点在する村、広大な麦畑やひまわり畑を抜けて、サンティアゴ大聖堂をめざす。必要なことは、歩くこと、ただそれ…