コーヒータイム -Learning Optimism-

本を読むということは、これまで自分のなかになかったものを取りこみ、育ててゆくこと。多読乱読、英語書や中国語書もときどき。

ひとり飲み飯 肴かな (久住昌之著)

夜に飲み会があるから…というわけでもないけれど、深夜の飯テロドラマ「孤独のグルメ」の原作者が、好きなお酒のアテや締めをひたすら語る一冊を読んだ。松重豊の声でナレーションが入ると想像するとなお面白い。

手を変え、品を変え、時には酔った勢いでテンション高く、時にはひとりボケツッコミを交え、時にはとんかつ定食をフランス料理のフルコースにたとえるなど想像力豊かに、酒と肴についてひたすらつづる。読んでいると、下戸にもかかわらず、湯豆腐で純米酒を一杯行きたくなる。本を読んで気分が盛り上がったおかげで(?)夜の飲み会はとても楽しめた。