2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧
私はかつて、期間限定契約で雇われたMさんという人と仕事をしたことがある。会社があるプロジェクトのためにいくつか社内チームを立ち上げ、Mさんはリーダーとしてそのうちの一つに加わった。契約期間はプロジェクトが終わるまでだ。 Mさんは担当分野につい…
段階的なアプローチが分かりやすい 無理せずに勝てる交渉術 (フェニックスシリーズ) 作者: G・リチャードシェル,G.Richard Shell 出版社/メーカー: パンローリング 発売日: 2016/10/15 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 交渉術…
交渉の達人 ──ハーバード流を学ぶ 作者: ディーパック・マルホトラ 出版社/メーカー: パンローリング株式会社 発売日: 2016/10/15 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る あまりにも面白くて一気に読んで、これからも何度も読み返したい名著。 どん…
外資系の交渉術―――思いとおりの結果を得る6つのメソッド 作者: 岩城徹也 出版社/メーカー: こう書房 発売日: 2016/08/26 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 交渉力は外資系企業に勤める人間にとって、もっとも欠かすことができないスキルだと…
とても難しいテーマだと思う。貧困で思い出すのは、テレビ取材を受けたあとSNSから1000円のランチを食べたことがわかったり、部屋にキャラグッズがあったりしたことからバッシングを受けた女子高生のことや、芸能人の母親が生活保護を受けていると報道され、…
[改訂新版]藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義 (光文社新書) 作者: 藤巻健史 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2012/03/16 メディア: 新書 購入: 3人 クリック: 11回 この商品を含むブログ (12件) を見る 前半はとても分かりやすく、後半でやや苦しくな…
坂口杏里がホストにはまったあげく恐喝未遂で逮捕された、というニュースが一時期騒がれていた。もし坂口杏里が日記でもつけていたら、この本に似た内容になったかもしれない。ラストは違ったけれど。 プロローグを見た瞬間、「あ、これダメなやつだ」と分か…
これは著者が七年間教育委員として教育現場に触れてきた中で抱いた切実な感想であり、意見をまとめた一冊だ。著者は子どもが帰ってきたときにお母さんがいない家よりも、たとえ稼ぎが少なくともお母さんが家にいる方がいい、成績だけでなく子どもの心の成長…
最初の一文で、とても美しい日本語を書くひとだと思った。 著者は明治生まれで21世紀になる直前に亡くなったが、70代でも毎年50座は山登りをするような健康な方で、「花の百名山」を選んでいる。恵まれた家庭環境に生まれ、医師一族のもとに嫁いだ。戦後に生…
著者は1982年に北朝鮮に渡り、最初は寿司店で、次は金正日専属料理人として腕をふるった。 仕事柄、著者が見るのは金正日の食事風景やその前後のプライベートな光景が多い。金正日はマグロが好きで、味覚が鋭く、美味なものを聞けばすぐに食べてみたいと言い…
「女としての人生のサバイバル術」をテーマにしているが、男女問わず23人の方々への取材記事をまとめた一冊。登場するのはミス・ユニバース、日本舞踊家、薬物依存リハビリ指導員、ハッカー、さらにはユダヤの秘術であるカバラーの講師まで多種多様。それぞ…