2017-01-01から1年間の記事一覧
イノベーションへの解 利益ある成長に向けて (Harvard business school press) 作者: クレイトン・クリステンセン,マイケル・レイナー,玉田俊平太,櫻井祐子 出版社/メーカー: 翔泳社 発売日: 2003/12/13 メディア: 単行本 購入: 16人 クリック: 168回 この商…
Startup: The Complete Handbook for Launching a Company for Less (English Edition) 作者: Elizabeth Edwards 出版社/メーカー: Essential Books 発売日: 2010/12/15 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 面白いのひとこと。 起業について本当…
インターネット時代に法規制がそれに対応出来ていない、あるいはどう対応すべきか意見がまとまっていないという話題はよく聞くが、本書はその中でも身近なケースをたくさん取り上げており、法律用語はやや難解であるものの参考になる。 オンラインショッピン…
80歳でエベレスト登頂を果たした三浦雄一郎氏の登山データを測定し、登山のための身体作りをサポートすることに取り組んでいる著者が、これまで研究で明らかになった登山についての身体変化、望ましい方法をまとめた一冊。登山のための体力測定から基本的な…
バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) 作者: 前野ウルド浩太郎 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2017/05/17 メディア: 新書 この商品を含むブログ (31件) を見る 面白いとネットで評判になっていたので読んでみたが、なるほどこれは強烈に印象に残る。開…
富士山1周レースができるまで ~ウルトラトレイル・マウントフジの舞台裏 (ヤマケイ新書) 作者: 鏑木毅,福田六花 出版社/メーカー: 山と渓谷社 発売日: 2015/09/18 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)…
報道で気になるIT関連ニュースが流れたとき、「これって我が社ではどうなってるの?」と聞いてくる社長に、技術面・社内政治面・IT部門の利益面などを考えた上でどう回答するか、という面白くもどこか悲哀漂うコンセプトの本。 悲哀漂うと感じてしまうのは、…
ITの正体 なぜスマホが売れるとクルマが売れなくなるのか? (NextPublishing) 作者: 湧川隆次,校條浩 出版社/メーカー: インプレスR&D 発売日: 2014/01/24 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る デジタルやITの特徴、シリコンバレーという場所の特…
挫折のすすめ (NextPublishing) 作者: 平石郁生 出版社/メーカー: インプレスR&D 発売日: 2014/04/25 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る タイトルを見ただけでは「若いうちの失敗は買ってでもしろ」という内容の本かと思えるけれど、中身もそれ…
スペシャリストが解説する Amazon Web Services 知っておきたい基礎知識 IT Leaders選書 作者: 佐々木大輔 出版社/メーカー: インプレス 発売日: 2016/02/20 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る インターネットや関連サービスが日進月歩の現代、…
PROJECT MANAGEMENT IN OIL AND GAS INDUSTRY (English Edition) 作者: Sikander Sultan 出版社/メーカー: Expert of Course Publishing 発売日: 2017/07/10 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る コーヒーカップを手元においてノートパソコンで仕…
著者が手がけるIT顧問業務や、著者の会社が提供するソフトウェアを売りこむ文章がしばしば出てきて、なんだか会社パンフレットを読んでいるような気がしてきてしまうが、内容はわかりやすい本。 企業のIT活用は主に2点。社内環境をIT化し、生産性や業務効率…
UXの時代 ― IoTとシェアリングは産業をどう変えるのか 作者: 松島聡 出版社/メーカー: 英治出版 発売日: 2016/12/06 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 読書三昧ですごす週末のなんと幸せなことか。 著者はひとことでビジネスの新潮流をまとめ…
この小説は実話をベースにしている。 大産油国イラン。石油産出にともない、天然ガスが大量に噴き出ていたが、活用されることなく焼却され、灼熱の砂漠にある油田をさらに焦がさんとするかのように、火柱が立ちのぼっていた。この天然ガスを産業利用すべく、…
シェエラザード(上) (講談社文庫) 作者: 浅田次郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2002/12/13 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 520回 この商品を含むブログ (67件) を見る シェエラザード(下) (講談社文庫) 作者: 浅田次郎 出版社/メーカー: 講談社 …
著者はインターネットが一般開放された1993年から、インターネットビジネスが爆発的に拡大していく中、コンテンツを集合させたプラットフォームの開発に関わってきた。そんな著者が見たインターネットのこれまで、現状、これからをまとめたのが本書。 著者は…
週末は読書とジョギングだけしてすごすことに決めた。 この本は写真集だ。離婚後、世界一周の旅に出た著者が、さまざまな写真のあいまに旅先でのできごとを詩のようにゆったりとつづる。 写真の一枚一枚に解説があるわけではない。観光パンフレットに必ず載…
新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方 作者: ジェイ・エイブラハム,小山竜央 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/10/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 尊敬するブロガー、トイアンナさまが絶…
この本で紹介されている「6つの帽子メソッド」は、それぞれ特定の「視点」を表す。このメソッドの真髄は、帽子の色を指定することで一度に一つの視点からものごとを考えること、そして考え方を意図的にスイッチできることだ。 名前のとおり帽子(そして視点…
ネパールのカトマンズ空港でこの本を読んだのは間違いだったかもしれない。このまま空港から出て、タメル地区の旅行会社にとびこみ、チベット行きを申しこみたくなるから困る。あるいはヒマラヤ山脈に聳え立つアンナプルナをのぞむポカラ、ブッダの生誕地ル…
冒頭の方に、「生命保険はご家族への愛情を形にしたもの」といったどこかで聞いた宣伝文句が書かれていたので、「生命保険の素晴らしさをひたすら説く宣伝本か?」とちょっと身構えた。 しかし、読み進めるにつれて、生命保険だけに限らず、著者のこれまでの…
千年の黙 異本源氏物語 平安推理絵巻 (創元推理文庫) 作者: 森谷明子 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2015/07/21 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 平安時代は、物語の舞台としてとても好きな時代だ。貴族間の恋のかけひき、季節の花に…
軽いテイストの小説。5人の"陽に当たらない落ちこぼれ"の人生がほんの一点で交差する群像劇を、5篇の短編小説で書いている。あえて時系列をはっきりさせず、ちょっとしたヒントから読み取らせるのが、なぞなぞを解くようで面白い。 1篇目。主人公のサラリ…
売上目標は立てるな! 20人までの組織をまとめるリアルマネジメント 作者: 岩渕龍正 出版社/メーカー: CCCメディアハウス 発売日: 2013/10/11 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る タイトルがキャッチーだから、「トンデモ本?」と一瞬身構えてし…
この本のメッセージは明快だ。 「今現在、みんなお金を使いすぎていますよ。 『自分は普通に暮らしている』と思っているあなたこそ、生活を改めないと、破産してしまいますよ」 著者がいう「普通の暮らし」とは、結婚して、子供を作り、家を買って、保険にも…
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book) 作者: 尾原和啓 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2017/09/27 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る この本を読んで、なぜ私が出世などの動機付けに興味がわかず…
栄光なき天才たち1上 東京五輪の長距離走者――裸足の王者アベベ・ビギラと忍耐の男、円谷幸吉 作者: 森田信吾 出版社/メーカー: ゴマブックス株式会社 発売日: 2015/11/14 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 栄光なき天才たち1下 アベベ・ビギ…
前著『30代はキャリアの転機』が面白かったから、同じ著者の本を探して読んだ。 初版2005年だから前著とそんなには出版時期が離れていないが、この本では著者の勢いは随分抑えられていると感じた。前著は著者自身の経験談に集中して「これが言いたいんだ!」…
30代はキャリアの転機 (NextPublishing) 作者: 小杉俊哉 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング 発売日: 2016/05/12 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る この本は1998年出版の処女作『29歳はキャリアの転機』を再版したものであるが…
著者はまだ転職が一般的でなかった90年代に転職と起業を両方経験している。今は人材紹介ビジネスを営み、転職希望者のサポートをしている。転職関連の本は毎年一冊ペースで10数冊出している。 これは私の持論だが、一人の著者が同一テーマで複数冊の本を書く…