コーヒータイム

日々読んだ本を紹介しています。英語や中国語書も時々。面白そうだと感じる本があれば、ぜひあなたも読んでみてください!

読書感想

発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術(借金玉 著)

発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術 作者: 借金玉 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/05/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る わたしがインターネット上で借金玉という名前を知ったのは、ニューアキンドセンターへ…

【おすすめ】”Army of None” (by Paul Scharre)

かのビル・ゲイツがブログでAI・機械学習関係の必読書と絶賛していると聞き、即買い。 When ballistic missiles can see | Bill Gates Army of None: Autonomous Weapons and the Future of War 作者: Paul Scharre 出版社/メーカー: W W Norton & Co Inc 発…

【おすすめ】”Chavs: the Demonization of the Working Class” (by Owen Jones)

Chavs: The Demonization of the Working Class 作者: Owen Jones 出版社/メーカー: Verso 発売日: 2016/04/26 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る Twitterで「イギリス現代社会のことを書いているけど、これって日本の未来予想図じゃね?…

弥栄の烏(阿部智里著)

弥栄の烏 八咫烏シリーズ6 作者: 阿部智里 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/07/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る 悲しみながらもぞっとする結末。「弥栄」とはますます栄えるという意味だが、全部読み終わったあとにこのタイ…

中国2017 (何清漣著)

中国2017 (DIGIHOUND eBooks) 作者: 何清漣 発売日: 2018/05/22 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ぜひ読んでほしい一冊。 著者は中国籍の女性経済学者、ジャーナリスト。中国国内で政治的に敏感な話題に踏みこむ言論活動を貫いたため、国家安…

黄昏の岸 暁の天(小野不由美著)

黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) 作者: 小野不由美,山田章博 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2001/05/15 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 20回 この商品を含むブログ (60件) を見る 黄昏の岸 暁の天(そら)〈下〉―…

風の海 迷宮の岸(小野不由美著)

風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) 作者: 小野不由美,山田章博 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1993/03/20 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 16回 この商品を含むブログ (70件) を見る 風の海 迷宮の岸(下) 十二国記 (講談…

玉依姫(阿部智里著)

玉依姫 八咫烏シリーズ5 (文春文庫) 作者: 阿部智里 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/05/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 八咫烏シリーズの五作目。舞台は八咫烏が支配する世界から人間界に移る。普通の人間である志帆が、山内村に住…

A・ルースルンド&S・トゥンベリ《熊と踊れ》(上)

熊と踊れ(上)(ハヤカワ・ミステリ文庫) 作者: アンデシュ・ルースルンド,ステファン・トゥンベリ,ヘレンハルメ美穂,羽根由 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2016/09/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (30件) を見る いつも参考にさせていただいて…

【おすすめ】“The Order of Time” (by Carlo Rovelli)

The Order of Time 作者: Carlo Rovelli 出版社/メーカー: Allen Lane 発売日: 2018/05/29 メディア: ハードカバー この商品を含むブログを見る 人生初、オーディオブック。Amazonで30日間無料体験。 朗読俳優はベネディクト・カンバーバッチ。リチャード三…

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか(中島聡著)

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である 作者: 中島聡 出版社/メーカー: 文響社 発売日: 2016/06/08 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (5件) を見る この本を読みながら、初めて体験する感覚にとまどっていた。「あれ、私も…

『ヒルビリー・エレジー』(J・D・ヴァンス著)

Hillbilly Elegy: A Memoir of a Family and Culture in Crisis 作者: J. D. Vance 出版社/メーカー: William Collins 発売日: 2016/08/06 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち 作…

虚栄の黒船-小説エンロン(黒木亮著)

虚栄の黒船 小説エンロン 作者: 黒木亮 出版社/メーカー: プレジデント社 発売日: 2002/12/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る エンロン。アメリカのエネルギー会社であり、2001年に当時最大の簿外債務隠蔽が明るみに出て倒産したことで…

【おすすめ】『勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全』(大前研一著)

勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全 作者: 大前研一,ビジネス・ブレークスルー大学総合研究所 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/03/16 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 最近話題にする機会があったのだが、組織人の行動は、システムに…

リストラなう!(綿貫智人著)

2010年3月上旬、某大手出版社が「早期退職優遇措置」(いわゆるリストラ)を発表した。そんな中早々に退職を決めた「たぬきち」が、退職まてまの2ヶ月をブログで実況してゆく。それをまとめたのが本書だ。 主人公(?)のブロガー「たぬきち」は45歳、男、営…

“Shaping the Fourth Industrial Revolution” (by Klaus Schwab, Nicholas Davis, Satya Nadella)

Shaping the Fourth Industrial Revolution 作者: Klaus Schwab,Nicholas Davis,Satya Nadella 出版社/メーカー: World Economic Forum 発売日: 2018/01/11 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る 人工知能が人間社会をどう変えるか、さまざ…

印象派で「近代」を読む(中野京子著)

「怖い絵」シリーズの著者が、絵画を軸に近代史を紹介する本。テーマがちがうため「怖い絵」シリーズのような意外性や物語性があるわけではないが、近代史の軽い読み物にはぴったり。 かつて絵画は王侯貴族のためのものであり、神話や聖書物語や教養がふんだ…

【おすすめ】『見えない巨人 微生物』(別府輝彦著)

見えない巨人―微生物 作者: 別府輝彦 出版社/メーカー: ベレ出版 発売日: 2015/11/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 想像できるだろうか? 目に見えないながらもっとも種類が多い微生物の存在を。 1500かかって重さ100トンまで成長し…

【おすすめ】『リスク・リテラシーが身につく統計的思考法』(ゲルト・ギーゲレンツァー著)

リスク・リテラシーが身につく統計的思考法―初歩からベイズ推定まで (ハヤカワ文庫 NF 363 〈数理を愉しむ〉シリーズ) (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ) 作者: ゲルト・ギーゲレンツァー,吉田利子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2010/02/10 メデ…

土木と文明(合田良實著)

土木と文明 作者: 合田良実 出版社/メーカー: 鹿島出版会 発売日: 1996/02/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る いつも参考にさせていただいているブログ「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」で紹介されたスゴ本『土木と文明…

ナニワ金融道(青木雄二)

久しぶりに漫画を。 最近世間を騒がせている地面師とはなんぞや? という疑問は、ナニワ金融道の1巻でさっそく解消された。本来の地主になりすまして土地を利用して利益を得ること(作中では土地を借金抵当に入れていた)を地面師と呼ぶ。作中では土地登録…

世にも面白い英語 あなたの知識と感性の領域を広げる英語表現(小泉牧夫著)

日本語に、主に漢文由来の文章的表現や、くだけた口語表現とがあるように、英語にはラテン語由来の難しい単語や、ふだん使うやさしい単語とがある。この本はふだん使う英語表現の中から、人生、動植物、色彩、数字などのテーマごとに面白い表現を集めたもの…

「絶筆」で人間を読む -画家は最後に何を描いたか- (中野京子著)

《怖い絵》シリーズで人気の中野京子さんは、これまで「絵は見て感じるもの」と言われてきた絵画に、時代背景、画家の思い、歴史事情などの知識を加えることで、より楽しむことができると教えてくれた。 以前、私はブログにこう書いた。だがそれだけではなか…

図解 大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる (植田和男著)

金融システムの中枢として銀行が据えられているけれど、それ、過去はそうだったけど、今でも本当? そう問いかけたくさせる本。 この本は見開き2ページで1つの金融トピックを図解入りで説明しており、簡潔で要点を押さえていてわかりやすい。 一方で、銀行…

テジュ・コール《オープン・シティ》

オープン・シティ (新潮クレスト・ブックス) 作者: テジュコール,Teju Cole,小磯洋光 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/07/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る いつも参考にさせていただいているブログ「わたしが知らないスゴ本は…

孔子《論語 第十三篇 子路》

孔子の「論語」を読んでいく。今回読むのは《子路篇》、孔子の弟子である子路が、孔子との対話をまとめた部分。その中で心に残ったものをいくつかブログに書きとめる。この篇では孔子の理想主義者なところがとてもよく出ている。 13·3 ......名不正则言不顺…

孔子《論語 第二篇 為政》

孔子の「論語」を読んでいこうと思ったのは一年前だったが、全20篇のうち2篇読んだだけで止まってしまった。ようやく再開しよう。 今回読むのは《為政篇》、政治について孔子が考えたことをまとめた部分だ。その中で心に残ったものをいくつかブログに書きと…

【おすすめ】中野京子と読み解く運命の絵 (中野京子著)

中野京子と読み解く 運命の絵 作者: 中野京子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/03/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 《怖い絵》シリーズで人気の中野京子さんは、これまで「絵は見て感じるもの」と言われてきた絵画に、時代背…

知れば知るほど面白いギリシア神話 (松村一男著)

聖書とともに西洋社会の二大精神支柱と呼ばれるギリシア神話だが、さまざまな物語が口伝で伝えられてきたため、内容にまとまりがなかったり違う物語が流通したりする。本書はギリシア神話の一般的な内容をまとめたもので、入門書としてさっと読むにはぴった…

世界は宗教で動いてる (橋爪大三郎著)

著者が慶應丸の内シティキャンパスで行なった講義をまとめた本書は、目からうろこの宗教知識が盛りだくさんで、西洋社会だけではなく、インド、中国、さらには日本の宗教を理解するうえでのお役立ち情報満載。 世界史知識として、西洋社会がキリスト教の上に…