コーヒータイム

日々読んだ本の感想。時々日常。

読書感想

ゲーテ「ファウスト 第1部」を読んだ

「時よ止まれ。お前は美しい」 ファウストは読んだことがなかったけれど、作中の有名な言葉は知っていた。まさか、この言葉を口にした瞬間、契約によりファウストの魂が悪魔メフィストのものになることになっているとは思わなかったが。 冒頭「天空のプロロ…

「その働き方ムダですよ -コスパを高める仕事術」(おちまさと著)を読んだ

「ムダ」とはなにか著者ははっきり書いていないが、読み取るに「あるものごとにお金もしくは時間を投資したが、期待していたほどリターンを得られなかったとき、そのものごとはムダである」という意味らしい。一石二鳥、それどころか一石多鳥を狙うにはどう…

「異文化理解力ー相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養」(エリン・メイヤー著)を読んだ

読み始めてすぐに買ってよかった、もっと早く出会いたかったと思った書。著者はさまざまなできごとーー同僚をランチに誘うなどーーを示しながら、それが文化によってどのように理解されるかを示している。できごとはどれもささいなことで、ありふれているが…

「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」(キャスリーン・フリン著)を読んだ

子供の頃、なぜかレシピ本を眺めるのが好きだった。うちには4冊レシピ本があった。3冊はいわゆる基本のおかず、1冊は洋食だった。私はこの洋食レシピばかりめくり、他の3冊には目もくれなかった。うちの食卓に洋風料理が出ることは一切なかったので、マ…

「苦境(ピンチ)を好機(チャンス)にかえる法則」(ライアン・ホリデイ著)を読んだ

同じ著者による本の2冊目。 THE OBSTACLE IS THE WAY - 障害は道になる。著者が腕にタトゥーとして彫りこんでいる、この言葉の意味を説く本だ。 ローマ帝国皇帝アウレリウスが書き留めた言葉からこの本は始まる。 「われわれの活動が障害に阻まれることはあ…

「エゴを抑える技術」(ライアン・ホリデイ著)を読んだ

何回でも己を戒めるために読み返すべき名著。 EGO IS THE ENEMY - エゴは敵だ。 THE OBSTACLE IS THE WAY - 障害は道になる。 この二つの言葉は、著者が自分の左右の腕にタトゥーを彫り、毎日欠かさず目にして、人生の決断の指針としている言葉だ。歴史、哲…

「最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法」(中村禎著)を読んだ

この本は、35年にも及ぶコピーライター経験をもつ著者が、これから広告コピーを学ぶ人へ向けて心構えとヒントを贈るために書いた。広告コピーを書く作業には、言葉を「出す」ことと「選ぶ」ことの二つの仕事がある。著者がこの本にこめているのはいいコピー…

「勝つための状況判断学 軍隊に学ぶ戦略ノート」(松村ツトム著)を読んだ

すぐれた戦争論の書。著者は「戦争の基本的な原因は、価値観の相違が生む『怨念』と、軍事力の空白や不均衡に乗じて自己保存と繁栄を追い求める『欲望』である」と喝破する。世界の覇権構造の「現状維持」と「現状打破」のいずれを容認するのかがルールの根…

「FinTechの衝撃 金融機関はなにをすべきか」(城田真琴著)を読んだ

「銀行の機能は必要だが、銀行は必要か?」(マイクロソフト創設者 ビル・ゲイツ) 「グーグル、フェイスブックが今後のわれわれの競争相手になる」(JPモルガン・チェースCEO ジェイミー・ダイモン) FinTech(フィンテック)とは金融機関に押し寄せるデジタル化…

「ニュートレーダー×リッチトレーダー 完全プラス期待システム」(スティーブ・バーンズ著)を読んだ

昨日読んだ本の続編。こちらは投資家心理にスポットをあてている。 あらゆるトレーダーにとって最も危険な瞬間は、10%以上の投資資産が目減りし、即座にそれを取り戻したいと思う時だと著者はいう。口座残高が減ることによる心理的痛み、傷つけられた自信と…

「ニュートレーダー×リッチトレーダー 株式投資の極上心得」(スティーブ・バーンズ著)を読んだ

この本は「金持ち父さん貧乏父さん」に似た形式をとっている。新米トレーダーが近所に住む金持ちトレーダーを訪ね、彼から色々教えてもらいながら自分のトレーディングシステムを作り上げるまでの過程を小説風に書いている。 この本でとりあげている「ダーバ…

「オー!ファーザー」(伊坂幸太郎著)を読んだ

初の伊坂幸太郎小説。高校生の由紀夫に、父親が四人いるというとんでも設定。ギャンブル好きでアンダーグラウンドな知り合いもいる鷹、博識な悟、体育教師で格闘技好きの勲、女性の扱いに長けている葵。彼らは由紀夫の母親である知代に四股をかけられていた…

「中国絶望工場の若者たち」(福島香織著)を読んだ

中国が超格差社会であることはすでに広く知られているが、その中でも事実上の身分制度ともいうべき農民戸籍に属しながら、都会で生まれ育ち、あるいは高い教育を受け、つかみたい夢と現実の社会制度のあいだでもがいている層がある。それがこの本で取り上げ…

「老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道」(中川淳著)を読んだ

おもしろい。要約するのはもったいない、全文繰返し読みたい、そんな一冊。 小説「限界集落株式会社」の現代版といおうか、小さなものづくり会社のブランディングを通して会社が元気になっていった実際のストーリーや、そこから見えてきた中小企業を元気にす…

「江戸の卵は1個400円!モノの値段で知る江戸の暮らし」(丸田勲著)を読んだ

江戸時代の日常生活が身近に感じられる一冊。羅宇屋(煙管専門の修理屋)など今はもうあまり見られない商売から、鰻蒲焼売りなど今でもよく見る商売までなんでもござい。そんな中でも面白い値段がついていたものをいくつか。 米: 一升(約1.5 kg) 1200円-1800円…

「1時間でわかるビットコイン入門」(小田玄紀著)を読んだ

ビットコイン分割がニュースになっていたが、私はそもそもビットコインとはなにか知らないので、基礎知識のために読んだ一冊。著者は自らの会社でもビットコイン取引を取り扱っているため自然とメリットを強調する本になるが、内容はわかりやすい。 まず面白…

「合理性を超えた先にイノベーションは生まれる」(金子智朗著)を読んだ

合理性とは「すでにある理屈に合う」ことだ。一方イノベーションとは「この世にないもので、みんなが(無意識に)欲しいと思っていたを作り出す」ことだ。合理性からイノベーションが生まれないのはこれだけでも明らかだ。 とはいえ、ルールを無視すればいいわ…

「これからデータ分析を始めたい人のための本」(工藤卓哉著)を読んだ

「努力や勇気ある一歩を踏み出したとしても、目的や着地点への方向性がなければ(その努力や行動の結果は)不十分なものになるだろう」(J.F.ケネディ) 本書の著者は、このメッセージをこそ伝えたいという。 統計、ビッグデータ、ディープラーニングなどの機械…

「プラチナデータ」(東野圭吾著)を読んだ

人は平等ではない。 読みきったあとに浮かんだ強い感慨だ。 物語は、遺伝子情報から犯人を特定する画期的なDNA捜査システムが実働するところから始まる。そのシステムは驚異的なもので、たった一本の毛髪から身長・体重・血液型・身体的特徴はもちろん、顔の…

「次の会議までに読んでおくように!」(アル・ピタンパリ著)を読んだ

タイトルは著者が同僚に向けて書いたメモを想定しているそう。読み終わるのに一時間ちょっとという分量は、会議前に読むのにも悪くない。 ムダな会議が多すぎる。これが著者がこの本を書いたきっかけだ。そもそも会議とはどう意思決定するかを決める一番大切…

「人生に疲れたらスペイン巡礼 飲み、食べ、歩く800キロの旅」(小野美由紀著)を読んだ

カミーノ・デ・サンティアゴという道がある。スペイン北西部に向かって伸びるキリスト教の巡礼の道だ。800キロに及ぶ道を、険しい山や谷、荒野、点在する村、広大な麦畑やひまわり畑を抜けて、サンティアゴ大聖堂をめざす。必要なことは、歩くこと、ただそれ…

「成田屋の食卓 團十郎が食べてきたもの」(堀越希実子著)を読んだ

この本の初版は2016年10月30日。 校了だ印刷だといろいろあるだろうから、きっとこの日付よりずっと前に希実子さんの原稿が上がっていたはず。それはいつだろう。 「実はこの本を書いたのは、麻央ちゃんに読んでほしかったから」 終わりの方に、ちょっと恥ず…

「ザ・プラットフォーム -IT企業はなぜ世界を変えるのか?」(尾原和哲著)を読んだ

プラットフォームとは、著者の定義によると「個人や企業などのプレイヤーが参加することではじめて価値を持ち、また参加者が増えれば増えるほど価値が増幅する、主にIT企業が展開するインターネットサービス」のこと、すなわち仕組みの一種である。検索エン…

「明日から部下にイライラしなくなる本」(高橋克徳著)を読んだ

「はじめに」ですでに中間管理職の苦労と悲哀がひしひしと感じられて、きっと先には解決策が書かれているはずだから早く読み進めたいと思えてくる、そんな本。 なんでこんなこともできないのか、なんで同じミスばかり繰り返すのか、なんで自分から考えて動こ…

「マンガで食えない人の壁 プロ13人が語る「私はこうして漫画家になった」」(トキワ荘プロジェクト)を読んだ

とても読み応えがあるプロ漫画家のインタビュー集。 冒頭に「教育の難しいところは「教えられている側は身につくまで、教えられていることの重要性が分からない」ということです。…「先輩がそういうのだから、自分には分からない何かがあるのかもしれない」…

「エンジニアがビジネスリーダーをめざすための10の法則」(ベイカレント・コンサルティング)を読んだ

これもまたタイトルに一目惚れした本。 技術者と管理職、開発と営業、お互い協力すべきなのに、お互いの主張を繰り返すばかりでコミュニケーションがうまくいかない、というのをよく見聞きするから、その原因と解決のヒントを得られるかもしれないと思い、選…

「厳選ウイスキー&シングルモルト手帖」(世界文化社)を読んだ

ウイスキーを飲む機会が増えてきている。たいていは水割り。最初は鼻に抜ける香りが苦手だったが、水割りにするとそれが抑えられ、芳醇な味わいを楽しめるようになった。これまではジョニーウォーカーやオールドパーなど定番銘柄を飲むことが多かったが、機…

「ビジネスは30秒で話せ! 短く、魅力的に伝えるプレゼンの技術」(ケビン・キャロル/ボブ・エリオット著)を読んだ

この一冊は前回読んだ「伝わる化」とは違い、正真正銘プレゼンのためのノウハウ本だ。タイトル通り、短く、印象に残るプレゼンをするために心がけるべきことをまとめている。 ビジネスの世界ではコミュニケーション下手は成功しない。理由は簡単。自分の言い…

「伝わる化 -コミュニケーションを征する者がビジネスを征す」(大塚寿、姥谷芳昭共著)を読んだ

この本はタイトルから伝え方のノウハウ本かと思ったが、それだけではなかった。「伝わる」ことについての現状やその原因、「伝わる」ためにはどのような手が打てるか、著者らの考えをまとめた一冊だ。 「伝わらない」という状況がどんどん増えているが、パソ…

「戦略的ストーリー思考入門」(生方正也著)を読んだ

筋道立てて説明しなさい、という言葉をよく聞く。これまで自分なりに工夫して分かりやすく説明してきたつもりだが、実はまだまだ工夫の余地がある、と教えてくれた一冊。 著者によれば、ストーリー思考とは「身近な題材や経験をストーリーの構成に落としこみ…

「欲望の美術史」(宮下規久朗著)を読んだ

美術について新聞に連載されていたエッセイをまとめた一冊。美術を生み出すとき、求めるときのさまざまな欲望に光をあてている。西洋で静物画に食べものが多く見られるのは、食糧が乏しかった時代にそれを見て満足感を得るためでもあったとか、博覧会に落選…

「ひとり飲み飯 肴かな」(久住昌之著)を読んだ

夜に飲み会があるから…というわけでもないけれど、深夜の飯テロドラマ「孤独のグルメ」の原作者が、好きなお酒のアテや締めをひたすら語る一冊を読んだ。松重豊の声でナレーションが入ると想像するとなお面白い。 手を変え、品を変え、時には酔った勢いでテ…

「選ばれるプロフェッショナル -クライアントが本当に求めていること」(J.N.シース、A.ソーベル著)を読んだ

タイトルに一目惚れした本。 クライアントをもつ弁護士、会計士、経営アドバイザーなどのような人々が、どのようにしてクライアントと長期間にわたる信頼関係ーー専門知識やスキルをお金で買うだけではない関係ーーを築くか、名だたる企業の経営層へのインタ…

「あのお店はなぜ消耗戦を抜け出せたのか 〜ネット時代の老舗に学ぶ「戦わないマーケティング」〜」(仲山進也著)を読んだ

いい本だな、と、読んだあとふうっとため息をついた。 この本では楽天市場で10年以上継続しているネットショップをとりあげ、何故値下げ競争などの消耗戦を抜け出して長く生き残ることができたのか、どうやって取り組んだのか、さまざまな実例とともに紹介し…

「マラソンランナーが強くなる食事」(岡田あき子著)を読んだ

練習、休息に加え、忘れられがちなのが食事。だが身体が食べたものでできている以上、食事こそもっと重視すべきだと著者はいう。 身体の材料としてはタンパク質、カルシウム、ビタミン群。私はよくおかずだけでご飯を食べなかったり、生野菜で一食済ませたり…

「限界集落株式会社」(黒野伸一著)を読んだ

新しい試み。難しい実用書を読むときに、内容に関わりがある小説を一緒に読むとうまく頭に入るかもしれないと思いついたので、コーポレートファイナンスの本と一緒にこの「限界集落株式会社」を読んでみた。 やってみると結構いい。実用書を読みつづけると疲…

「未来をつくるファイナンス -決断のための企業財務理論入門-」(東堂馬人著)を読んだ

ファイナンスの本を読んだのは人生で5冊程度だが、ある本がある方法を使うべきだと書いているかと思えば、別の本でそれは使うべきでないと反対している、ということが多々ある。自分ならどれを選ぶか、そんなことを考えながら色々読み比べてみるのも面白い。…

「美女たちの西洋美術史 肖像画は語る」(木村泰司著)を読んだ

日本にいると、キリスト教の影響力を感じるのはクリスマスくらいだけれど、西洋美術史はキリスト教抜きでは語れない。この本のテーマである肖像画もそうだ。人間は神より劣り、肉体は魂や精神よりも劣ると考えられているキリスト教において、個人の肖像は軽…

「非対称情報の経済学 -スティグリッツと新しい経済学-」(藪下史郎著)を読んだ

この本は、これまでのいわゆる伝統的経済学では説明が難しかったが、実際には大変よく見かけることを説明出来る新しい経済学理論を紹介している。論理展開が多かったため、経済学理論の基礎知識があまりない私にとっては読み進めることがかなり難しかったが…

「世界No.2セールスウーマンが教える 営業のビタミン プラス・アルファ」(和田裕美著)を読んだ

この本を書いた和田裕美さんは、昨日読んだ「ザ・エージェント ベストセラー作家を探しつづける男」で紹介されていた方だ。この本の著者エージェントでもちゃんと「アップルシード・エージェンシー」が表示されている。鬼塚忠さんが初めて和田裕美さんに会っ…

「ザ・エージェント ベストセラー作家を探しつづける男」(鬼塚忠著)を読んだ

私は読むのは好きだけれど、書くことについては下手の横好きで、言葉選びも、長い文章を書くのもあまり得意ではない。だから、分厚くずっしりしているにもかかわらず、面白くて最後まで一気に読まずにはいられない本に出会うと、それを書いた作家のすごさに…

「凡庸から一流のマラソンランナーへ -より良い成果のためのコンプリートガイド」(マリアナ・コレア著)を読んだ

ランニングについての本、2冊目。元プロテニスプレイヤーでスポーツ栄養士である著者が書くのは、マラソンだけではなく、アスリートすべてについての考え方だ。 この本で一番参考になったのは、自信について。「自信とは感情ではない。自信とは信念であり、…

「走れるカラダになる 体幹「3S」メソッド」を読んだ

ランニング入門編としてわかりやすい一冊。著者は水泳と同じくランニングにも最初のトレーニングがあるべきだと考え、さまざまな経験から著者独自のトレーニング方法をまとめた。中核にあるのは「体幹」という考え方だ。 「ストレッチ」「スイッチ」「ストレ…

「増補新版 芸能人はなぜ干されるのか?」(星野陽平著)を読んだ

芸能界そのものが根本的に独占禁止法違反なのではないかーー。 このような鮮烈な印象をもたらすテーマが本書の主題だ。 芸能界における事務所と所属タレントのパワーバランスがおそろしく不均衡だということはすでにある程度広く知られていると思う。SMAP、…

「イラン -世界の火薬庫-」(宮田律著)を読んだ

アメリカとイランの険悪な外交関係はよく知られているが、その理由が私にはよく分からなかった。それに対して多少なりともヒントをくれると期待して選んだ一冊。 読んだあとの感想。…どっちもどっちじゃん。 第二次世界大戦中にソ連とイギリスの進駐により当…

「アップル、グーグル、マイクロソフト クラウド、携帯端末戦争のゆくえ」(岡嶋裕史著)を読んだ

これは面白い。情報化社会の覇者たる三大企業が、クラウドにどう肉薄しようとしているのかを明快に書き分けている一冊。 マイクロソフトは、既存OSであるウィンドウズとその上で動くソフトの圧倒的な蓄積、対応技術者の蓄積こそが彼らの最大の資産だと理解し…

「バンコク・アウトロー」(高田胤臣著)を読んだ

バンコクには観光ツアーで行ったことがある。治安がよく、夜一人歩きしてもなんの問題もない。交通機関が発達しておりあまり足に困ることはない。食べものが美味しい。そんなありきたりな感想だった。ごくたまに物乞いの老婆が街角に座っていたり、宝くじ売…

「明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか?」(川上徹也著)を読んだ

私はかつて、期間限定契約で雇われたMさんという人と仕事をしたことがある。会社があるプロジェクトのためにいくつか社内チームを立ち上げ、Mさんはリーダーとしてそのうちの一つに加わった。契約期間はプロジェクトが終わるまでだ。 Mさんは担当分野につい…

「段階的なアプローチが分かりやすい 無理せずに勝てる交渉術」(G・リチャード・シェル著)を読んだ

交渉術についての本、3冊目。 1冊目を読んだときは交渉術について馴染みがなく、読むのに時間がかかった。2冊目で交渉術のさまざまなアプローチを紹介しており、それを読み通したことで自分の中に土台ができてきた感覚がある。 この3冊目の特徴は、交渉者自…

「交渉の達人 ハーバード流を学ぶ」(ディーパック・マルホドラ、マックス・H・ベイザーマン著)を読んだ

あまりにも面白くて一気に読んで、これからも何度も読み返したい名著。 著者は「どんな交渉においても、良い条件で取引を成立させることと、交渉相手との関係を強化する、という2つの異なる目的がある、という点を忘れてはならない」と強調する。昨日読んだ…