コーヒータイム

日々読んだ本を紹介しています。英語や中国語書も時々。面白そうだと感じる本があれば、ぜひあなたも読んでみてください!

金融・投資

イギリスでの不動産投資の現場から、ユーモアを添えて〜Rob Dix “The Complete Guide to Property Investment”

The Complete Guide to Property Investment: How to survive & thrive in the new world of buy-to-let (English Edition) 作者:Dix, Rob 発売日: 2016/01/18 メディア: Kindle版 Property Investment for Beginners (English Edition) 作者:Dix, Rob 発売…

不動産会社社長がすすめる不動産投資〜市川周治『ゼロから始める不動産投資』

不動産投資、日本編。 著者は岡山県岡山市で不動産売買・賃貸・投資を手がける不動産会社を経営している。みずからも不動産投資の経験を持ち、投資用不動産の仲介も会社業務のひとつ。ゆえに本書はある程度ポジショントークとして読むべきだと思う。 本書は…

投資の世界に入るまえに、これだけはおさえたいこと〜塩見努『これからパンローリングの投資本を読む人へ』

パンローリング社は投資関係書籍の出版に定評がある。その中でも本書は「これからパンローリング社の投資書に手を出そうとする人向けの投資書」というおもしろい位置づけ。 実際読んでみると、パンローリング社のみならず、投資を始めようとするすべての人向…

なぜ中国人は不動産を買わずにはいられないのか?『三日でわかる中国経済』

三天?懂中国??(升?版)(??3版) メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る つい先日、わたしがよくリンクを貼るAmazonが中国市場から撤退するかもしれないと耳にした。 中国側はこのことを歓迎しているらしい。オンラインショッピングの競争相手が…

なぜ最低賃金が安いままなのか理解するために『マンキュー入門経済学』

マンキュー入門経済学 (第2版) 作者: N.グレゴリーマンキュー,N.Gregory Mankiw,足立英之,石川城太,小川英治,地主敏樹,中馬宏之 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2014/02/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る めちゃくちゃわか…

【おすすめ】景気サイクルを理解するための名著『Big Debt Crisis』

Big Debt Crises (English Edition) 作者: Ray Dalio 出版社/メーカー: Bridgewater 発売日: 2018/09/10 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 【読む前と読んだあとで変わったこと】 経済ニュースを読むとき、投資について学ぶときなどに、景気サ…

フジテレビ買収を決めた信念『生涯投資家』

ライブドアによるフジテレビ買収がニュースになった頃、わたしはまだ経済にも投資にもあまり興味がなく、フジテレビ買収のなにが問題なのか良くわからなかった。それに絡んで村上ファンドの名前が出てきたときも、インサイダー取引があったらしいくらいの認…

起業家必読『勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全』

最近話題にする機会があったのだが、組織人の行動は、システムによって大きく変わる。 たとえば大学教授の評価方法に論文投稿数を取り入れれば、大学教授は一論文あたりの内容を薄くしてでも投稿数を増やそうとし、結果、論文の質が下がるだろう。博士課程修…

金貸しによる金貸しのための金貸し方法手引き『ナニワ金融道』

久しぶりに漫画を。 最近世間を騒がせている地面師とはなんぞや? という疑問は、ナニワ金融道の1巻でさっそく解消された。本来の地主になりすまして土地を利用して利益を得ること(作中では土地を借金抵当に入れていた)を地面師と呼ぶ。作中では土地登録…

シンプルな入門書『図解 大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる』

金融システムの中枢として銀行が据えられているけれど、それ、過去はそうだったけど、今でも本当? そう問いかけたくさせる本。 この本は見開き2ページで1つの金融トピックを図解入りで説明しており、簡潔で要点を押さえていてわかりやすい。 一方で、銀行…

ザ・クオンツ 世界経済を破壊した天才たち (スコット・パタースン著)

インフルエンザによる高熱で、3日以内に一冊読めなかった。反省。 クオンツとは投資家の一種で、多くは物理学や数学の分野で天才的頭脳をもつ。彼らは複雑なモデルを駆使して市場の動きについて予測可能なパターンを算出し、それに乗じて投資することで、何…

『買収ファンド ハゲタカか、経営革命か』(和田勉著)を読んだ

買収ファンドという言葉にはあまりなじみがなかった。ファンドという言葉は米国発マネーゲームの一種で、破綻寸前の企業を安く買って高く売ることでもうけているというイメージだった。著者に言わせるとこれはハゲタカに近いイメージだそうだが、買収ファン…

ニュートレーダー×リッチトレーダー 完全プラス期待システム (スティーブ・バーンズ著)

昨日読んだ本の続編。こちらは投資家心理にスポットをあてている。 あらゆるトレーダーにとって最も危険な瞬間は、10%以上の投資資産が目減りし、即座にそれを取り戻したいと思う時だと著者はいう。口座残高が減ることによる心理的痛み、傷つけられた自信と…

ニュートレーダー×リッチトレーダー 株式投資の極上心得 (スティーブ・バーンズ著)

この本は「金持ち父さん貧乏父さん」に似た形式をとっている。新米トレーダーが近所に住む金持ちトレーダーを訪ね、彼から色々教えてもらいながら自分のトレーディングシステムを作り上げるまでの過程を小説風に書いている。 この本でとりあげている「ダーバ…

未来をつくるファイナンス -決断のための企業財務理論入門- (東堂馬人著)

未来をつくるファイナンス: ?決断のための企業財務理論入門? 作者: 東堂馬人 発売日: 2016/12/25 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ファイナンスの本を読んだのは人生で5冊程度だが、ある本がある方法を使うべきだと書いているかと思えば、別…

非対称情報の経済学 -スティグリッツと新しい経済学- (藪下史郎著)

この本は、これまでのいわゆる伝統的経済学では説明が難しかったが、実際には大変よく見かけることを説明出来る新しい経済学理論を紹介している。論理展開が多かったため、経済学理論の基礎知識があまりない私にとっては読み進めることがかなり難しかったが…

改定新版 藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義 (藤巻健史著)

[改訂新版]藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義 (光文社新書) 作者: 藤巻健史 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2012/03/16 メディア: 新書 購入: 3人 クリック: 11回 この商品を含むブログ (12件) を見る 前半はとても分かりやすく、後半でやや苦しくな…